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漉きたい形状が見つかる!いろいろな押え金のご紹介

こんにちは!兵庫県 ニッピ機械の圓井です。
当社が50年以上製造・販売を行っております皮漉機(コバ漉き機)

その中の押え金というパーツがあります。
押え金は皮漉機の中でも特に重要な役割を持っており、

・漉きの形状や範囲を決められる

・革によって押え金を変えることにより漉きやすくなる

押え金は漉きを決める重要なパーツです。

今回は押え金を交換することで出来る様々な漉きを種類ごとにご紹介致します。

 

標準的な押え金#113・#114・#115・#116

はじめは新品の皮漉機の付属品でもある4種類の一般的な押え金についてのご紹介です。
こちらの4種類はそれぞれ漉ける最大幅が違います。
#113は最大48mm #114は最大35mm #115は最大23mm #116は最大17mmとなっております。

 

溝漉き用押え金(#115A・#115B・#115C・#116A・#116B・#116C)

この押え金は革に溝を入れながら漉く押え金になります。
溝を入れることにより折り返しやすくなります。
また斜め漉きの折り返しでは漉き部分を曲げながら張り合わせが出来るので、
鞄のマチ部分などにおススメです。
漉き幅も15mm・20mm・30mmの3種類をご用意しておりますので、漉き面に合わせた作業が出来ます。

 

ローラー押え金(#117・#117A・#117B・#118・#118A・#118B)

ローラーになっているので、厚い革や硬い革、送りにくい革などを漉く際に最適な押え金になります。
ローラーの形は計3種類あり、斜め漉きや段漉きでも使い分けていただくことが出来ます。
また大きさも漉き幅30mmと43mmの2種類があり、硬い革のベタ漉きにもご使用可能です。

特殊押え金

特殊押え金はかゆいところに手が届くように作成した押え金になります。
こちらの押え金は1つ1つ形状が違いますので、違いを説明いたします。

#120

こちらの押え金は漉きとの境目のみ斜め漉きに出来る押え金になります。
境目を斜め漉きにすることにより、ヘリ返しした際によれやしわが少なくなります。
財布や小物等薄く漉かれる際にオススメな押え金になります。

 

#121
この押え金は中漉き用押え金になります。
幅広く中漉きができ、また左右の漉き終わりも斜め漉きの為漉き箇所の急な段差がなくなり、しわやよれが発生しにくくなります。
ファスナーなどを縫い合わせる際にご使用される場合が多い押え金になります。

 

 

その他にも様々な押え金をご用意しております。


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